ハトの子育てダンス

ダンスのお話をする前に、ヒナが生まれるまでのお話もさせてください。

ハトが巣を作った場所は私の家の庭なのですが、狭い庭ですので通路になっている真上の松の枝です。手をのばせばすぐ届きます。
巣作りをしていることは知りませんでした。親が卵を抱いてじっとしているときに気が付きました。
4月の初めでしたからまだ寒い日もありますし、雨も降り、風もふきます。
それに、どうやら母親一人らしいのです。交代する様子もなく、ただ、ただジーとしています。
大丈夫なのか、なにか手伝ってやることは出来ないだろうかと思案し、AIに聞いてみました。
すると、屋根を作ってやったり、餌を食べさせたりすることはあまり良くないとの話、ハトはハトなりに自然界の中でたくましく生きていくだけの能力を持っていますから、そっと見守ってやるのが一番良い応援の方法です、と言われました。
通路を通る時も静かに歩き、草取りするときも知らぬふりして静かに静かに動いたり注意し、夜には庭の照明もやめました。

まだまだだろうと思っていましたら、はや、ヒナが見えるではありませんか。
いつの間にか孵化して既に少し大きくさえなっていました。

次の日、親がいなくて、ヒナだけがじっと身動きもしないでいるところへ親が帰ってきました。
親が子供たちの前に行きますと、ヒナたちは親と一緒に頭をはげしく上下に動かすのです。
一体どういうことだろうと思い、よく観察してみますと、親が少し開けた口の中へ、2羽のヒナが左右から小さな口を差し込んでいるのです。
そうして、親子とも上下に頭というか、口と言うか分かりませんが、全く同期して上下に動かすのです。
まるで、ダンスを楽しんでいるかのようです。
これは、親が取ってきた餌を口に戻してやって、ヒナが口を突っ込んで食べている所なのです。
上下に振るのは、多分餌がそうすることによって食べやすくなるからでしょう。

写真にも撮りましたが、動画も撮ってみました。
Youtubeに上げましたのでその様子を見てやってください。

こちらからご覧いただけます。